パパイヤ(パパイヤ科)
別名"乳瓜(ちちうり)"
別名"乳瓜(ちちうり)"
■ 解説
パパイヤは、メキシコから西インド諸島、ブラジルにかけての熱帯アメリカが原産の植物で、現在では熱帯アメリカ以外のインド、インドネシア、マレーシア、台湾、沖縄等でも栽培されています。パパイヤは、植物体の部分に傷をつけると白色の乳液を出すので別名"乳瓜(ちちうり)"とも呼ばれます。
■ 特徴
最近、日本ではパパイヤがダイエットに利用される機会が多いのですが、それは比較的低カロリーな上に栄養バランスが良く、新陳代謝を促がしてくれる脂肪分解酵素であるリパーゼや糖質分解酵素のアミ ラーゼ、老化して傷ついた蛋白を分解する酵素のプロテアーゼ等を多く含む数少ない果物であるからです。
■ 薬用途
パパイヤは、外国では昔から薬草治療で用いられてきました。その主要目的は、消化の働きを助けるというものです。葉と果 実は(特に未成熟な果実が効果的とされています。)どちらも用いることができます。木の幹から採れる樹脂は内服することによって傷、潰瘍、にきび、いぼ、 ガン性腫瘍の回復を早めるとされています。種子は寄生虫に対して穏やかに効くようです。樹脂も同様の効き目ですが、より強力な作用を有します。色々な働き を持つパパイヤですが、当薬局では"やせたい"と言われる方に、新陳代謝を促がすハーブを服用しながら、食事代わりにパパイヤ製品を摂取頂いています。すると、今まで色んなダイエットを行っても効果が無かった方でも、殆どの方がスムーズに体脂肪が落ちて行かれます。しかも、副作用やリバウンドも出ないので とても安心です。本格的な夏を迎える前にパパイヤで健康的にスリムになられるのも良いでしょう。