製剤・民間薬
民間薬
シイの木
シイの木(ブナ科)
■ 解説

シイの木は、高さ約10~15mの広葉樹林で、東北地方南部から琉球列島にまで分布する温帯の代表的樹木です。福岡県板付の古代遺跡の中からも花粉や木片が多数見つかっており、昔の森林帯はシイの木が主体であったのが、家具材料としては全く人気が無いため戦後になってスギやヒノキに変えられたようです。

■ 形態

樹皮の色は灰黒色で、初夏に咲く花は同じブナ科のクリやクヌギの花と同様に特有の強い匂いを放ちます。成長すると縦に裂け目が出来るのがスダジイで、裂け目ができないのがツブラジイです。シイの実が美味であることは有名で、露天でもよく売っています。スダジイもツブラジイも薬用としてはシイにまとめてよく、区分する必要は特にありません。

■ 採集

樹皮を薬用として使用します。日干しにして乾かし、刻んで保存します。

■ 薬用途

糖尿病に、一日量15g程度を煎じて服用すると良いそうです。必要な方は一度試みられると良いと思います。