製剤・民間薬
民間薬
ゴマ
ゴマ(ゴマ科)
生薬名"胡麻"
■ 解説

ゴマは原産地が熱帯アフリカで、使用部位である種子の色により黒ゴマ、白ゴマ、黄ゴマ、金ゴマの4つに分類されます。また、日本の誇る代表的な混合スパイスである七味唐辛子の中にも胡麻が配合されており、日本人の食文化に無くてはならない食物となっています。
ゴマには酸化を抑制し老化を予防するビタミンEや動脈硬化を防ぐリノール酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中脂質を改善する効果が高いと言われています。
また、ゴマは種実類の中で最も多くカルシウムを含んでいるので骨粗しょう症の予防にも良いようです。



■ 形態

ゴマは世界各地で栽培される1年生草本で、夏~秋にかけて葉の間からキリの花に似た淡紫色の花をつけます。その後、果実の中に多数の種子をつけます。

■ 薬用途

現在、わが国の死亡原因の主なものが3大成人病といわれる「ガン」「脳血管疾患」「心臓疾患」ですが、これらの病気に限らず、あらゆる病気の原因は体内で増えすぎた「活性酸素」による害であることが最近マスコミでも取り上げられ、一般の人々にもよく知られるようになりました。
私たちの体内にもこの「活性酸素」を取り除く働きがありますが、環境の悪化やストレスの増大によって不足気味のこの働きを強めてくれるのが抗酸化物質です。
ゴマの中には「ゴマリグナン」という優秀な抗酸化物質が含まれていて体内の酸化を防いでくれます。また、ゴマには皮膚の新陳代謝を活発にする働きがあることも確認されており、皮膚組織で重要な役割をしているコラーゲンは、ビタミンCとゴマに含まれる鉄分などを一緒に摂取すると合成されやすくなり、肌荒れの予防や改善にも効果的のようです。
スキンケアも大切ですが、体内が健康でないと健康な肌を保つことはできません。日ごろからこれらを効果的に取りいれられると良いでしょう。