製剤・民間薬
民間薬
オドリコソウ
オドリコソウ(シソ科)
■ 解説

この花のネーミングはとてもすばらしいと思います。4~5月の花期には花笠をかぶった女性たちが輪になって踊っているように見えます。家の近くの少し湿った感じのする明るい日陰に集まって生えます。花の時期にはすぐ見つけることができ、毎年同じ場所に生える特徴があります。若い茎や葉は、茹でて山菜としてあえ物や天ぷらにして食べることもできます。


■ 形態

地面から、ナイフで切ると四角形の茎を伸ばし、葉はトランプのスペードのような形をしていて長い柄があります。花は白かピンクで、葉の付け根の所に1本の茎に対して20個位咲くので、たくさん茎があると"踊り子"が大勢いるように見えます。

■ 採集

できるだけ冬~早春の間に根を掘り取って水洗いして日干しにします。外用として使用する場合は用事、掘り取って生のまま用います。

■ 薬用途

①外傷に用いることができ、一回量3~5gを煎じて服用しながら、生の根を突き砕いてから患部にはると良いようです。
②補血、強壮、腰痛には根5gを煎じて服用すると良いです。一説には20年来の腰痛持ちで、あらゆる手段を尽くしても治らなかった高齢者の方が、オドリコソウの根を煎じて服用して良くなったという例もあるそうです。