製剤・民間薬
民間薬
ミョウガ
ミョウガ(ショウガ科)
■ 解説

熱帯アジア原産で、日本には中国から古い時代に伝えられたものと考えられています。一説によるとミョウガを食用とするのは日本だけだそうで、独特な香りと味覚が喜ばれています。ミョウガは"食べると物忘れする"という話がありますが、根拠のない俗説のようです。




■ 形態

地面から偽茎が伸びて長さ20~30cm位のサバのような形の葉が何枚もつきます。その後、地面から長さ5~7cmくらいの長楕円形の花の集まりである花序を出し、薄黄色の花をつけます。花はラッパのような形で先が3つに分かれています。里山の少し湿った木陰や山のやぶの中によく生えています。集まって生えるのでたやすく見つけることができます。

■ 採取と調整

花は夏の花時に採集して生のまま使用します。根茎、葉、根は生を用事採集して利用しますが、いざという時のためには秋に根茎から掘って部位ごとに別々に乾かして保存して使用します。

■ 薬用途

ホルモンのバランスを整える効果があるとされ、腎臓病や月経不順、月経痛に根茎1日量10gを煎じ3回に分けて服用します。生を使う場合は乾燥物の2~3倍の量を用います。また、発汗、呼吸、血液循環などの機能を促す作用があり、腰痛、肩こり、リウマチ、神経痛などにも用いられることがあるようです。