製剤・民間薬
民間薬
ハトムギ
ハトムギ (イネ科)
生薬名"よくいにん"
■ 解説

昔から関節炎、リウマチ、美肌によいとされており、これがもとで多くの漢方処方に使用されています。ハトムギの名は明治時代からで、ハトが好んでその実を食べたことからその名がつきました。中 国南部からインドシナにかけてが原産で、古くから日本に渡来していたと言われています。



■ 採取と調整

秋頃に刈り取って、果皮を手でむいてから、日干しにします。ちなみにハトムギ茶では風味を良くするため、果皮の黒い部分が殆どであり、イボ取りや美肌に効果が高いとされる生薬の"よくいにん"では残りの実の白い部分を主に使用することになっています。

■ 薬用途

健胃、解熱、利尿、解毒の効果があり、胃腸病、潰瘍、下痢、リウマチ、神経痛、水腫、などに効き目があり、またイボ取りと美肌にも良いとされています。
用い方は、よくいにん一〇―三十gを一日量として煎じ、お茶代わりに随時飲みます。また、“よくいにん”六十gを米と煮て粥を作り、毎日一回食べること で、イボを治療することができます。ただし、妊婦の方と、便秘がちの人には好ましくありません。
空気が乾燥し易いこの時期、美しい肌、皮膚の美容と健康は、女性ならどなたでも関心がおありになると思いますが、普段からハトムギや“よくいにん”を服用される事は美肌やリウマチ・神経痛などの予防にとてもよいようです。